薄暗い冷えた壁 鎖に手足奪われた 冷たく重い枷が 頭の中も締め付ける 「終焉の先の未来を知りたいなら 創めの一滴を捧げて欲しい 其処に快楽は在るの」 生在る喜びの儀式 禁じられた聖地に 闇に捕らわれた王女 静かに狂い出した 眠れぬ哀れな獣 其の指で触れてみて 流れるガーネットの蜜を舌先で絡めたい 金の刺繍の夜と夜を捕まえて永遠に 闇へ駆け出す迷い子達の笑い声森に響く 堕ちて逝くなら 果て無く求め続ける鎮魂歌 絶望と愛は 背中合わせで息づくものだから もっと 苦しみと悲しみの涙を さぁ流して・・・ 貴方の喉に突き刺した牙 命の薔薇は堕つ 新たに芽吹く魔よ 気高く美しく咲き誇れ 堕ちて逝くなら 果てなく求め続ける鎮魂歌 絶望と愛は 背中合わせで息づくものだから きっと 儚くて悲しい生き方を 嗚呼、許して・・・