あぁ 痛みは幾度と打ち寄せ 麻痺させて堕ちてく 深い湖はただ蒼に 沈められた体 思い伝える言葉は消え 小さな吐息 泡となり消えていく もう 差し出した声は響かず 月影を彷徨う 金の鳥籠 二人の影 首筋に咲く花 震える指が 螺旋を描き 過ぎ行く時を高みから眺めて 憎む度 凍てついて なのに・・・髪に触れる手は優しい 痛む胸の真実 恐れて心を閉ざす